2010年5月10日月曜日

友との久々の釣行

S氏との渓流は何年ぶりだろう。毎年、毎月、何度となく渓流に通っていた日々がありました。登山、渓流釣り、フィールドでの過ごし方、楽しみ方、考え方、彼との出会いは、それまでの自分の価値観を大きく変えるものでした。今の自分の生活、大げさかもしれませんが、自分の生き方に大きく影響を与えてくれたかもしれない。

 渓流に身をおていいると自分がとても小さい存在なんだと思い知らされます。海がそうであるように、山もまた大きい存在です。清廉な流れは、力強く、優しく、時として恐れを感じる事もある。四季折々の季節の中にあって、流れ続ける渓流は、自然が刻むリズムを感じさせてくれます。自然は常に変化してしますが、ともすると人間はそれを忘れがちです。緩やかな変化が幾年にも繰り返され、大きな変化へとなって行く。拙速な暮らしの中でつい忘れてしまうそのリズムは、とても大切なものだと思うのです。

 私たちが過ごせる時間は限られたものです。友とまた渓流に行けるのが本当に楽しみです。

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