2010年3月10日水曜日

大峰山系 笙の窟へ


ここしばらく、暖冬の影響ですっかり春模様。しかも天気予報はどうみても「雨」ただ前線が通過するようで、山間部は雪の可能性があるのではと予定通りに出発。しかし高見山に近づくも気温は下がらず、やっぱり雨でした。天候回復にかすかな期待を寄せながら、国道169号線に向かい川上村へ。しばらく仮眠をとり目を覚ますと、かすかに太陽が。上北山村の和佐又ヒュッテに向かい、そこから大普賢岳へのコース途中にある「笙の窟」を目指す事に。

 今回は、登山初体験の二人の女性との山行。初めての登山で、こんな天候とは何とも申し訳ない気分ですが、準備を整え出発。出発時に雨に雪が混ざり始め、しばらくすると完全に雪に変わりました。暖冬で霧氷はあきらめていたけれど、思わぬ雪景色に感謝。二人は慣れない登山靴の感触を確かめながら、コースタイム1時間の道のりをゆっくり進み、無事に笙の窟へ到着。昼食にインスタントラーメンとお握りを頂き、笙の窟の岩清水で入れたコーヒーで身体を暖め、ゆっくり過ごす事が出来ました。二人の様子は、このまま大普賢岳頂上まで行けそうな感じでしたが、ここから先は、岩場のアップダウンと雪で滑りやすい登山道。稜線はかなりの強風が吹いているので、このまま下山しました。

 天候には恵まれませんでしたが、大峰山系を代表するこのコースで、冬の景色を楽しめたのは良かったと思います。下山後は上北山温泉で入浴を済ませ、帰路に着きました。

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